このところテニスの調子が良いんです。

久しぶりにテニスの話題です。

テニスのボールを打つときの打ち方は、実は昭和と平成で大きく変わりました。

昭和の打ち方は、ネットに対して横を向き、後ろ側の足から前側の足に体重を移動させながら、ラケットでボールを押し出すようにスイングします。たまにテレビで皇室の方々が軽井沢や那須高原あたりで優雅にテニスをしている映像を見ますが、まさにあの打ち方です。

平成の打ち方は、ネットに対して正面を向き腰のひねりを利用して、ボールをこすり上げるようにして、ラケットを自動車のワイパーのように横方向にスイングします。今のプロテニスプレーヤーはみんなこの打ち方です。昭和の打ち方よりも圧倒的に打球のスピードが速いです。

私がテニスを始めたのは昭和でした。小学校の1年生ぐらいの時で、子ども用のラケットも無く、親の重たいラケットを借りて両手打ちではじめました。教わった打ち方はもちろん昭和の打ち方です。

中学3年の時に年号が昭和から平成へ変わり、高校の部活で平成のスイングがぽつりぽつりと見られるようになり、「あの打ち方はどうなんだろう?」「軟式みたいでかっこ悪いな」なんて感じで、ちょうど移行期でした。

そんなときに私は「自然気胸」という病気?骨折や脱臼といったけがに近いものと私自身は理解しているのですが、それにかかってしまい、医者から「大人になるまでは激しい運動はだめだよ」と言われてしまいました。その時の絶望感や悲しみを書きはじめると長くなるのでさらりと流しますが、そのため、高校と大学ではテニスをやるとしても本気ではなく、お遊び程度で、初心者に手ほどきをするぐらいがもっぱらでした。

社会人になってから、いくらか本気で動けるようになり、テニスも経験者の同僚などを見つけて本格的にやるようになりました。ところが私のまわりは、皆さんきれいな平成の打ち方をしていて、昭和打ちから平成打ちへの移行期でストップしていた私はどっちつかずの中途半端な打ち方で、どうもうまく打てませんでした。

去年の秋ぐらいから「どうせうまく打てないなら、昭和の打ち方を極めた方がいんじゃないか?」と開き直り、見た目の恥ずかしさを捨ててド昭和の打ち方に戻してみました。

これが当たりでした。平成の打ち方は、誰かに習った訳ではなく、見よう見まねだったので、自分にはしっくりときませんでしたが、昭和の打ち方は基礎からしっかりと教わったので、それなりに自信もあります。相手のベースライン近くを狙って打つと、多少他の人より打球のスピードが遅くても、相手は強打で打ち返すことはできません。それを繰り返すうちにチャンスボールがきて、相手が届かないコースへ決めることができます。全て基本通りです。

もっと早くに原点回帰していれば良かったと思うのですが、平成の打ち方の強打の威力を知ってしまうと、それを捨てることはなかなかできるものではありませんでした。今は昭和の打ち方で、深いところへ打ち返すことと、チャンスボールをコースへ流し込むことで、自分のプレーに満足感を感じています。

さて、今日もこれからテニスです。昭和の打ち方でがんばってきます。

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