就業体験、校外実習で感じたこと・・・。

前の記事で、就業体験の校内実習の話をしましたが、今回は校外の実習で感じたことを書いてみたいと思います。

現任校10年目となり、高等部を受け持つのは久しぶりですが、今の学校に着任して以来、研修等で、この学校を卒業した生徒たちが将来どういう施設でお世話になるのか、見学に行ったり、体験したりしてきました。卒業後の生活を知ることは、今目の前にいる生徒たちにどういう力をつけさせるべきかを考えるときに、とても重要なことです。10年経って、私がはじめに持っていた、卒業後に生徒たちがお世話になる施設の印象がずいぶん変わってきました。

ハード面では、10年前、知的障がい者が働いたり、日中過ごしたりする施設といえば、薄暗くじめじめした、独特の嫌な臭いがする建物で、利用者さんも年老いた人が多く、ここに卒業生を送り込むのか・・・と暗くなってしまったのですが(もちろんすべてがそうだった訳ではありません、そういう感じのところが多かったということです)、今はだいぶ違います。

かつてあった建物が耐震工事で新しくなったり、事業所自体が新設されたりで、大きな窓の、明るい新しい建物の施設が増えてきました。利用者さんの雰囲気も変わってきています。年齢の高い利用者さんも、もちろんいらっしゃるのですが、着ている服などがおしゃれになってきて、若さを感じます。

ソフト面も変化を感じます。10年前は、教師としてかけ出しだった私からみても「こりゃひどいな」と思うような対応をしてしまう支援員さんがいたものですが、今はどこの施設でも皆さんよく研修をしていらっしゃるようで、利用者さんがいきいきとする支援が心がけられています。そのため、利用者さんの表情も良く、施設全体に活気を感じます。

就業体験の面談や反省会で、支援員さんと話をしても、特別支援学校の教師として、勉強になることがぽんぽん飛び出し、手帳がメモでいっぱいになってしまいます。

10年で、卒業生を受け入れる施設は相当変わりました。学校側はどうでしょうか・・・。10年経って生徒の力をより伸ばせるようになっているのでしょうか・・・。正直言って、内部にいるとよくわかりません。私自身、周りから自己肯定感が低すぎるとよく言われますが、なんだか10年経っても学校はそんなに変わっていない気がします。

一度、卒業生を受け入れる施設の職員さんたちと、酒を交わしながら正直なところを聞いてみたいです。そういう機会をつくるのって、本当に難しいんですよね。自分にパワーがあるうちに、なんとか実現してみたいです。

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